ここに住みたい!

2014年05月03日 09:02

オラ〜♪
メキシコ、ケレタロって町が美しすぎて宿も快適すぎて今日で11泊目。

「メキシコ行くよー」と何人かの人に言ったら、「危ないんじゃないの?」とまず心配されて、

わてはそれよりも中米に比べたら物価が高そうだから、メキシコは「時間とお金に余裕があれば」の後回しにしようかと思っていた。だけど旅の先輩たちにきいてみると
「何言ってんの、メヒコ(スペイン語でメキシコ)こそ、あのエリアのハイライト。急いで飛ばすなんてバカじゃん!?」と3人中3人に言われて

やってきたのさ、このサボテン大国♪


メキシコ、すでに大好き。超快適。

カラッとしたこの国の(5月)空気みたいにピーポーフレンドリーで、誰かれかれ誰(?),「オラ〜♪」と挨拶しあって超ラクチン。

以前メヒコに住んでいた友にいわせると

「メヒカーノってバカでいいでしょ? 私もバカだからそのへんが合ってるんだと思う。とっても楽!」

とのことなんだけど、強く同感。

バカって、もちろんバカじゃないんだけどね。

勤勉で賢いオランダ人(←ステレオタイプだけど) に囲まれてる状態では、まったくありえないこの開放感。かといってイタリアのだらけ加減ともちと違うし、私の好きなアルゼンチンの能天気さとも違うし、言ってみりゃ「もっとラクなスペイン!」……って比較級ばかりでソーリー。このへんにはこれからせまるけど、「とりあえず一回ニッコリ笑っとこーぜ!」みたいなノリ(才能?マナー?やさしさ?本能?)を持っている人が多すぎる、素晴らしい国。

旅人との別れとかでちょっとしんみりしてても

威勢のいい市場へゴハンを食べにでも行けば気分も晴れてくるし、

コンビニへ立ち寄ってかっこいい店員さんに200パーセントの笑顔を向けられれば、

「よっしゃ!」

とか思っちゃうわけよ。中学生男子か、おれ(41)。

フィリピン人の笑顔から「おだやかな優しさ」、みたいなものを「じわーん」ともらえるとしたら、

メヒカーノの笑顔はドキュン(昭和風)と一気に来るね、myコラソン(ハート)に。

(って、どんだけ笑顔に飢えてたんだ、わし)

もちろん無愛想な人もいるよ。だけど、スマイル全開の人の全体比高すぎ。

もう登場から、出会った瞬間からみんな、写真でも撮るのかってぐらいニコニコしてるから。


タコスもセビッチェ(魚介類をレモンや酢でマリネしたもの)も美味しくて安い。

宿代だけが、相部屋でも1000円ぐらいしちゃうのがおしいけど(?)

熱いシャワーが出るし排水もしっかりしてるし、そのへんは先進国並み。

今んとこ宿代入れて12500円ぐらいかなー、生活費。


ヒジョーに暮らしやすい。

「コロニアル(植民地)の町並み」にしても、ここケレタロは特に、

本国スペインより豪華なんじゃないか?ってぐらい、旧市街の中に立派な教会が密集。

あちこちにプラザ(広場)もあって、治安もすごくいいし、

まー、そりゃ散歩が楽しいわ。

だけど、

6月からの雨期が来る前に見るものは見ておきたいのでね。

ペース上げて動きます。(知らんがな)

チャオ♪




Blog

帰ってきたモロッコ

2015年10月25日 12:31
サラーム・アレイクム! 結局、3ヶ月前にラマダンに疲れ果て脱出したモロッコに戻ってきてるどー。 この3週間、 スペインのこといろいろ書きながら、モロッコ北部を転々とし、 アパートやらスペイン語教室やら調べて なるべく孤独にならずに楽しく、年末まで暮らす道を探してたが。(鹿児島弁) バルセロナからモロッコの東北沿岸、NADORっつー町へのフライト、 たったの15ユーロ、約2000円だったんだよね。 こりゃ、物価が高くて寒いアンドラ公国なんかでふるえてる場合じゃないわと思って アンドラ計画をあきらめ撤収。 海の町NADOR、温暖でいい感じ~。 少し暑かったけど、 空港のトイレで、おしりまで隠れ

アルベルゲを出た日

2015年10月19日 22:40
「とりあえず2週間」が、3週間、そして結局1ヶ月、オスピタレーロ(ボランティア)初体験の場としてお世話になったアルベルゲ(巡礼者の宿)。水平線から昇る朝日が美しいアルベルゲ。アルベルゲの家族、ご近所さん、同僚ジュリアン、みんなによくしてもらったけど、寝床環境が悪くて体力的にキツく「執筆のため、ほかのアルベルゲも見てみたい」とかいってサヨナラさせてもらうことに。旅立ちの日、ばーちゃんはわてに「ちょっとだけど」と言って小切手を切ろうとしたから断った。「ボランティアで来たのでいらないよ!」ご近所ヘルパーたちも見送りにきてくれた。荷造りを終え、バス出発まであと20分というわてに、マリロー(オーナー娘)

ジュリアン!

2015年10月19日 12:31
雨が降る朝は、自分がペリグリーノ(巡礼者)じゃなくて本当によかったと思った。こんな雨の中、歩きたくないよー!雨だね、だけど早く行かなきゃ!(追い出しモードの8時半)わての同僚ジュリアン。↓ わてが書いた、オスピタレーラ(ボランティア)募集のポスターを見て、ここに留まったフランス男。フランス、ノルマンディのある風の強い海の町の、小さなビジネスホテルで働いている、いや、働いていた。この夏、1ヶ月の休みをもらってピレネー山脈のトレッキングコースを歩いていたら山の中でカミーノ・デ・サンティアゴの看板に遭遇。その矢印につれられて歩いているうちにカミーノ・デ・ノルテの道に入り込んだ。道中、自分の大きなバッ

ソフィア!

2015年10月17日 13:29
金がなく、宿泊料10ユーロを免除してもらうかわりに オーナー・ソフィア(83歳)に一芸(オペラの一節)を披露するフランス人ペリグリーノ(巡礼者)。 笑顔や芸は、身を助ける。   今日も満室。(※満室、だった。前回に引き続き夏の思い出話です) ソフィアは コーラスをやっていて、カトリック関連の合唱曲も得意。 一度、腹をこわして苦しむドイツ人の青年に 夜中のキッチンでカモミールティー(整腸作用)を与えつつ、 「ドイツ人ならこの歌しってるかしらー?」 とか言って歌いだしたことがあったな。 イスに座り、早くベッドかトイレへかけこみたい、またはしばらく話しかけないでほしいとばかりに苦しんで

アルベルゲゲゲ! (マリロー)

2015年10月13日 22:29
7月にお世話になった 「アルベルゲ・エル・ガレオン」(カミーノ北の道)でのある夕暮れ時。 連日小雨続きで洗濯物が乾かず、 キッチンは洗濯・乾燥機(有料)の順番待ちで パニックになっていた。 そんな中、わての知らぬ間に バイオリン弾き(ドイツ女子)とギター弾き(オランダ男子)のペリグリーノがやってきたらしく、 ガレージは彼らのちょっとした演奏会場に♪  ↑ このバックの洗濯物が、いかにもカミーノ!アルベルゲ! 何しろ荷物を1グラムでも軽くしたいペリグリーノ、 汗でびっしょり汚れた服を、毎日洗って乾かすのが仕事。 ↑...

全品1ユーロのバル(セロナ)

2015年10月11日 22:38
独立問題で揺れるカタルーニャ。 最大都市はバルセロナ。 ↑...

バルセロナ、ジョージ・オーウェル広場

2015年10月10日 23:35
わーい、海だ、太陽だ、バルセロナだー!夜は気温6度まで下がり、ヒーターにへばりついていたピレネー山脈のおひざもと(?)、アンドラ公国から 4時間バスにのってやってきたバルセロナ。⒖年ぶり。 サグラダファミリア、元気にまだまだ建築中! 2000年当時は、プラザ・デ・カタルーニャ前のマクドナルドで飲食中に黒人男にバッグを盗まれたため、 観光どころじゃなかった。(宿で刺身パーティはしたけど!)でもここだけは見にきたんだ。そうそう、今日の今日まで、カタカナでは「サクラダ」って書いてきたんだけど桜田淳子じゃあるまいし、Sagrada Familia ...

アンドラ公国へ来たどら

2015年10月03日 14:50
オラー! アンドラ公国、どこだか分かるかい? フランスとスペインのあいだにあるピレネー山脈にまぎれこんだ(?) ちーっちゃい国だどん。総人口7万9000人! またもやスペインを追い出され、いや、 ヨーロッパシェンゲン協定国の滞在期限 (日本人は6ヶ月ごとにトータル90日まで滞在可能) が、切れそうになって、 帰国までの2~3ヶ月を過ごしにきたどん、どら。 アンドラはこの立地でありながら、ありがたいことに シェンゲン非加盟。EUにさえ加盟していません♪ (かっこえー!?) 公用語はカタルーニャ語だけど、ほぼ国民全員 スペイン語とフランス語も喋るどら。ポルトガル

ボランティアの夏終了!

2015年09月30日 17:42
久々にパソコンひらいて本日2回目更新! 前回分アルベルゲ・ポンフェラーダはここ。 助っ人にきてくれたほかのアルベルゲのオスピタレーロたちと。 もちろんみんなカミーノ歩き経験者。 働きすぎで疲れた、半死状態だ、フツーに眠りたい、 ひとりになりたい野菜が食いたい。。いつも半分眠ってた気がするけど こーしてみると、人のフェイスブックの写真がやたら楽しそうに見えるように わてもそこそこ楽しんでいたのでしょうか?(知るか) ポンフェラーダの同僚4人は、わて以外全員スペイン人。 まかない当番で日本食を作れといわれ、 カレーを作ったら(もち日本のカレー粉などなし!) 激ウマだったのに、 スパイシーが

3軒目、ポンフェラーダの巨大アルベルゲ

2015年09月30日 11:46
9月の上旬はポンフェラーダという町の 巨大アルベルゲでホスピタレーラ(ボランティア)をしたよ。 サンティアゴまで202km。 ピレネーの山から歩いてきたペレグリーノ(巡礼者)に とってはそろそろ歩き始めて1ヶ月というところ。 ハードな仕事、通常はひと夏1アルベルゲを2週間担当する。 しかしわてはこの夏ここで3軒目、すでに6週間働いて死にかけていたため 同僚より遅くスタート、10日間だけの滞在に。   5年前、ペレグリーナだったわてがここに泊まったときは 地下部屋の最悪な印象しかなかった。 地下のベッド数42、小さな窓のみ。 ワッキーと大イビキおやじのはさみ将棋にあって全然眠れなか
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