37から52、53
私の『カミーノ!』にも登場する「37」こと、
16年来のドイツ人友、クリスチャンがタイのKRABI(クラビ)にやってきた。

当時、私と同じ37歳だったから、あだ名が「サンジューナナ」。
昨秋はイタリアで、もうひとりのカミーノ友、イタリア人のダリオも交えて、
念願のトリオ再会が叶った。その時に、
「わし、来年3月にジャパンに帰る予定なんだけど、
日本行きの航空券が高かったから、まずはタイのKrabiに行くよ」
と言ったら、
「Krabi? 人気のエリアだよね。僕も取材で行こうかな」
と言ってはいたけど、本当に来るとは!
37 は、この10年ぐらいはスイスの有名新聞
取材でしょっちゅう世界中を飛び回っている。
毎号、取材先は彼がピックアップして、取材に行けるという夢のようなお仕事。

訪ねて行った37のホテルは、バルコニーにブランコまで付いちゃって、
そのバルコニー自体が
わてが泊まっている雑魚部屋(10人部屋)ぐらいのサイズで驚いたけれど、
取材に同行させてもらったら、すんごい立派な車でお迎えは来るし、
現地の専用ガイドさんと船まで用意されているしで、
わしゃー、一流ジャーナリストの友を誇りに思ったよ。
タイの観光庁も、やるね!
しかし16年前のカミーノでは、
イワシの缶詰だけで生きていた巡礼者がねー。
彼はあれからカミーノもたくさん歩いて、
2年前には、カミーノで出会った
かわいい米巡礼者とめでたく結婚。
カミーノの本やカレンダーも自費出版して、
もっとカミーノに近づきたいと、年明けからは
メキシコでスペイン語教室にも通いおった。
わてとはジャンルも暮らしも違えど
同じ「カミーノと旅を愛するモノ書き」同志、
話していると思考がどんどん未来へと向かって行く。
わしゃ、彼のおかげで
いろいろとやる事を思い出したよ。

お互い52と53になっても、夢を語り合える幸せ。
タイに寄り道して良かった。
ブエン・カミーノ!