働きすぎ
オラー!
1ヶ月お世話になったカミーノ北の道での宿を去り、
カミーノフランス人の道の前半、エステーヤという町のアルベルゲでの
2週間任務を終えました。
もちろんここも
ノーマネーの完全ボランティア。
エステーヤといえばフランス人の道を歩いたことがある人なら
「ワインが出る水道の2キロ手前の町」
といえば分かるかな?
教会出資のアルベルゲで宿泊は無料。寄付制、ベッド数32。
こじんまりとしたアルベルゲだけど
ここも朝食付き、かつディナーも毎晩ペリグリーノみんなで食べるため大忙しでした。
オーナーという人はいなく
私らボランティアの2人のみで切り盛りしていく宿。
掃除、買い物、洗い物、ペリグリーノへの説明案内、問題解決、全部やる。
そして私のパートナーになったアリーナというイタリア人の女先生が
まーよく働く働く。
ただでさえ睡眠6時間以外は休憩時間がほぼないというのに、
彼女は、やり方によっちゃー
捻出できるかもしれないわずかな自由時間を使って
ランチもペリグリーノと食べようとかケーキを焼こうとか今日はこの棚を整理しようとか、
任務外(?)の仕事までやりだして、あーーーー、アリーナ先生!!!
夜中に雨が降ってきたらペリグリーノの洗濯物をとりこもうとかさ、
前の宿だったら「それはペリグリーノにやらせなさい!今は休憩が大事」ってことも
全部やりましょうってなるからわては後半死んでいた。
というわけで、
まだ同じ町にはいますが昨日は
アルベルゲではなくペンションで
久しぶりにちゃんとしたベッドで眠り続けたがまだ寝足りない。
カミーノを歩くよりも激しいこの疲れ。おそろしい。
後任の2人組はアメリカ人とメキシコ人のリタイア2人組おっさんで
昨日遊びに行ったら私たちよりはだいぶのんびり、掃除も適当っぽくて
アリーナにしたらダメダメなのかもしれないけど、
ちゃんと最低限の休憩時間とか「ほどほど」ってものを尊重していたよ。
そんで考えさせられた、
どこまでやるかボランティア!?
来週からはサンティアゴにぐっと近づき、
ポンフェラーダという町のアルベルゲで10日間ちょっとだけどまた働きます。
まだやるのか、
どんだけタダで働くんだ、おれ。
(だって家ないし、行くとこ定まらんし。。。)
ペリグリーノたちとのいい出会いの連続だけど
ただただ毎日忙しく過ぎていってわけわからん。
やるしかねー。
ブエンカミーノ!!