トレスビソへ行こう!Tresviso
「チキンハウス」。
と、どこかのペリグリーノが呼んだ我らがアルベルゲ。
「軍人キャンプのよう」ともいえるかな。しかし今日も満室。
とにかくわてはわては、
いったん、いったん休息が必要なんだーーーーっ!
と、息がきれそうになり、3日間の休息を宣言してアルベルゲを飛び出した。
ばーちゃんも家族も
「トモコにいなくなられたら寂しいけど、完全ボランティアでやってもろてるんやし、
後任のジュリアンも見つけてくれたことやし、
もちろん遠慮せず、好きにしてくれたらええで」
言いはってくれて。 (関西系?)
そんで行って来たよ、近場の連山
pico de europa(ピコ・デ・エウロパ=ヨーロッパの頂上)
ここ、昨冬のカミーノ中に立ち寄りたかったけど雨で
断念したところ。トレスビソ村への道を
今こそ歩こうではないか!
「ふもとまでバスで行ける!」「子供でも歩ける!」
ときいてひとりでも行けると思っていたけれど、
↑ 先月アンダルシアの宿で知り合った
スペイン人のニュー友(にゅーとも)が
車で3時間半かけてわてのアルベルゲまで迎えにきてくれて
山歩きに付き合ってくれたよ。
これこれ、
この写真見て行きたくなったんよー。
登りがきついところもあったけど、
川で水浴びしたり写真撮ったりしながら
4時間のさわやかな山歩き。
村の山小屋で一泊してまた歩いて帰ってきたわ。
頂上にある村の世帯数、たったの50世帯。
店はなくて宿がチラホラ、バーは1軒のみ。
観光客でにぎわってたけど、冬は雪も降って寒さが厳しいそうな。
とにかく連日のハード業務プラス、
チキンハウスでの不眠生活に疲れていたから
どこかのちゃんとした部屋で
ぐっすり眠りたかった。
だけどスペイン北部は、海にしろ山にしろ安宿が少ないのな。
で、結局休暇最終日は、
今いるアルベルゲのとなり村の一泊5ユーロ(700円)
のアルベルゲにたどりつき、
ペリグリーノに囲まれ眠れぬ夜を過ごしたわて。(いびきの大合唱で一睡もできず)
でも、山歩きできたからいいや。
日本は猛暑だとききました。
暑中お見舞い申し上げます♪ (今さら)
こっちは気温25度前後。
でも歩いているペリグリーノ(巡礼者)たちは汗だくだく。
彼らが今日も
アルベルゲのオープンを待ってるから戻ります。
チャオ♪