アルベルゲの夜

2015年09月22日 12:57

前回のつづき

『当アルベルゲでは、ディナーは提供しません。でもですねー、

私たちはシェアディナーというのをやっています。


(↑ 同僚先輩アリーナがよく作っていたカミーノの矢印パイ。


近所で採れたグランベリーたっぷり!)




それぞれが食べ物を持ち寄って、外のテーブルに8時集合。

全部の食べ物を並べてブッフェ形式で食べます。


たとえば昨日は私たちが大量のパスタを用意して、


あるペリグリーノがツナサラダをつくり、ある人がパン、


ある人はポテト料理、ある人がワインを用意してうまくいきました。

日によってはパスタばかり並ぶ日もあるし、


サラダばかり並ぶ日もありますけど、

それはそれでまぁうまく行っています。



( ↑ 食事の前に教会で祝福を受けるペリグリーノたち)




ただ、ここはキッチンが狭すぎるので


簡単に調理できるもの、レンジ調理や缶詰なんかがおすすめです。


何人集まるかはフタをあけてみないと分からないのであまり難しく考えないで。


自分の食べたいものを用意して、まわりの人とシェアしあうだけですから。


迷ったらご近所さんと相談するのもいいかもしれませんね。



(↑ ディナーは8時から。しかし消灯10時だから時間の割り振りが難しい。


片付けの時間節約のために


外にバケツを用意して皿を各自洗ってもらったり


紙皿を使ったり、


ペリグリーノが酒ばかり飲まないように


説明のしかたをいろいろ変えたりして試行錯誤。


 あー、今日もうまくいったと喜ぶ相棒先輩アリーナ ↑)



もちろん外で食べたければそれもいいですし、


ひとりで食べたいというのであればそれもかまいませんよ。


参加したい人は8時までに用意してください』



ともかく、「乾杯、ブエンカミーノ!」




毎晩、こーゆー宴が繰り返された。
スタッフの我々は動き回っているため
落ち着いて食べた記憶なし。



そうこうしているあいだにわては43歳になっちまったよ。


中年、っちゅーか熟年間近???



↑ 43! でもこの指じゃ、34歳だな!




ブエンカミーノ♪