小さなともだち遠くのともだち

2015年06月15日 19:19

週末は観光客でにぎわうトドラ渓谷。モロッコ。

散歩していたら、ロッククライマーに遭遇したよ。
あんなとこまで登っちゃって、すごいな。

しかもちびっ子じゃないの?

......あれ? あれは、
友達になってばかりの13歳少年ではないか!
名前なんだったっけ、そうだ、カミールだ。
「おーーい、カミーーーール!」

先週、渓谷からの帰り道に出会ったカミール少年13歳。
彼はロッククライミングの練習の帰り道で、
いかにロッククライミングが大好きか、
素晴らしいか、
その魅力を
たっぷりオバサン(おれ)に語ってきかせてくれたのでした。

コーチに下から怒鳴られながら、崖の上へ向かっていくカミール。
あんたすごいよ。

先週、私がカフェを探しているといったら、
友達〔兄貴分〕の宿兼カフェへ連れて行ってくれて
茶もごちそうしてくれた。
ロッククライミングの道具や、
ロッククライミングの
ユーチューブ動画も見せてくれた。

男子友と太鼓演奏も披露してくれて
兄貴分たちは、わてに
おすすめスマホアプリなんかも教えてくれたりした。(←使えなかったけど)

だらだら男子の放課後、みたいで楽しかったよ。
旅をしていると、
いろんな友達ができてえーなー。

だけどひとり身のせいかしら?
異国を点々としているせいかしら?
時々、どうしようもなく、
自分のくだらない身の上ばなしなど
誰かにガーッと、きいてもらわないと
倒れそうになっちゃうんッスよね。(か弱き中年アピール)

そんな時に助けてくれる旧友たちの
ありがたみも、
最近ひしひしと感じるよ。(歳かねー)
わての大切な宝物やー!

これ言ったら嫌われるかなとか、
自分話ばっかじゃ悪いよなとか
あんまり気にしないで喋りあえる友!友!友!
若い頃とはちょっと違う感じに、

「お互いいろいろだけど、がんばって生きるべな」
とか励ましあっちゃったりしてさ。
しみるよ。

「友達」はこの土地、ベルベル民族の言葉で

タ スモウンtasmount
というそうです。(男性の場合はアスモウン)
    
我がいとしのタスモウン、ありがとう!
そしてわての書いたものを読んでくれる
あなたも、大切なタスモウン、アスモウン様やーーーーー!

さ、
ラマダン開始まであと2日。
食いだめでもしとこっかね。(食いだめ部分だけ参加)

チャオ♪