さよなら伊香保
伊香保最後の日。
水沢山に登ってきたよ。
5月の晴れた午後、
山に入っているのはもう私ひとりだけではなく、
頂上には6-7人のハイカーがおった。(イノシシはいなかった!)
そのなかのひとりの女性と友達になったよ。
それが、「なんだ、もっと早く知り合ってれば良かったね!」
なんて、すんごくいい出会いで。
山頂ではやっぱり、ジャパニーズおにぎり。
いや、温泉まんじゅうでしょ。温泉まんじゅう発祥の地なんだってさ、伊香保。
たっぷりのあんの量で有名な、大黒屋さんのおまんじゅう。
黒糖、黒蜜、ぎっりしのあん、とにかくうまい。
私はかじか橋の近くにある、子宝屋さんのも好きだよ。
↑ まんじゅう見つめすぎ。
2月11日から、伊香保温泉旅館フロント体験3ヶ月。
わてには少し難しい環境で、
毎日カレンダーをにらみ、指先のアカギレにクリームをすりこみながら、
あと何日、あと何日とつぶやいてきた。
(時々こっちでつぶやいた。→森知子の怒りのミカン)
そうやりながらも今日まで逃げ出さずやってこれたのは、
はげましのメールをくれた、『カミーノ!』の読者のかたや
東京からかけつけてくれた友や、旅館にいる人たちの笑顔や、
後半、
伊香保でできたニュー友 (ばんざーい、友達できたー◎◎◎)のおかげやー。
あとやっぱ、この自然ね。わての穴蔵部屋からはまったく見えなかったけども。
あ、だけどWi-Fiがあったおかげで、
ひとりの静かな時間はけっこう充実してたよ。
この冬、何本の映画(動画)をみて、本を読んだことだろう。
常にスペイン語のラジオをたれ流してたから、また上達したかも。(強気)
給湯室でコソコソと山菜を茹で、
お客さんや従業員に会わないようにエレベーターに乗って部屋に持ち帰り
キーボードの上で食いあさった日々よ、さようなら。
伊香保いいとこ一度はおいで♪
↑ 『千と千尋~』に登場する橋のモデル!? かじか橋
チャオ!
(出国まであと5日)