さよなら伊香保

2016年05月20日 01:46

伊香保最後の日。

水沢山に登ってきたよ。

先月、頂上直前でイノシシと遭遇して断念したあの山に

5月の晴れた午後、

山に入っているのはもう私ひとりだけではなく、

頂上には6-7人のハイカーがおった。(イノシシはいなかった!)

そのなかのひとりの女性と友達になったよ。

それが、「なんだ、もっと早く知り合ってれば良かったね!」

なんて、すんごくいい出会いで。

山頂ではやっぱり、ジャパニーズおにぎり。

いや、温泉まんじゅうでしょ。温泉まんじゅう発祥の地なんだってさ、伊香保。

たっぷりのあんの量で有名な、大黒屋さんのおまんじゅう。

黒糖、黒蜜、ぎっりしのあん、とにかくうまい。

私はかじか橋の近くにある、子宝屋さんのも好きだよ。

↑ まんじゅう見つめすぎ。

 

2月11日から、伊香保温泉旅館フロント体験3ヶ月。

わてには少し難しい環境で、

毎日カレンダーをにらみ、指先のアカギレにクリームをすりこみながら、

あと何日、あと何日とつぶやいてきた。

(時々こっちでつぶやいた。→森知子の怒りのミカン

そうやりながらも今日まで逃げ出さずやってこれたのは、

はげましのメールをくれた、『カミーノ!』の読者のかたや

東京からかけつけてくれた友や、旅館にいる人たちの笑顔や、

後半、

伊香保でできたニュー友 (ばんざーい、友達できたー◎◎◎)のおかげやー。

あとやっぱ、この自然ね。わての穴蔵部屋からはまったく見えなかったけども。

 

あ、だけどWi-Fiがあったおかげで、

ひとりの静かな時間はけっこう充実してたよ。

この冬、何本の映画(動画)をみて、本を読んだことだろう。

常にスペイン語のラジオをたれ流してたから、また上達したかも。(強気)

 

給湯室でコソコソと山菜を茹で、

お客さんや従業員に会わないようにエレベーターに乗って部屋に持ち帰り

キーボードの上で食いあさった日々よ、さようなら。

伊香保いいとこ一度はおいで♪

 ↑  『千と千尋~』に登場する橋のモデル!? かじか橋

 

チャオ!

(出国まであと5日)