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パレンケ遺跡にときめかなかった話(どーでもいっか!)

2014年06月27日 20:30

オラー♪
パレンケ遺跡という
ジャングルの中にあるピラミッドを見てきたよー。

「ピラミッドなんて、歴史勉強してから見に行かないと、ただの石のかたまりだよ」
とよくいわれるので、
ガイドブックだけは2回読んでいきました。
せっかく行くんだから、盛り上げようと自分なりに頑張った!

だけど全然心に響かなかったんだよねー。
ジャングルの中で緑がいっぱいだから
「わー、いーとこだわ!」とは思ったけど、
光が丘公園とかと同じ感じで。(違うか?)。

かつて中東の遺跡を見た時は、
歴史はまったく知らなかったけども、(メキシコとはケタ違いに古いってのもあるけど)
シリアのクラックデシェバリエ(十字軍の城)なんて
その芸術性の高さ、完成度にうっとり♪
誰もいない、ひっそりとした城内で
数千年前だかの兵士の気分になっちゃって、
アーチとか裏階段とか、敵に矢を射るために作られた計算された窓とか、
そのすべてにゾクゾク・ドキドキしたもんだけどね。

まぁ全体的に "虫さされ疲れ" してたのと、猛暑ってのもあったけど、
いくら心の中でナショナルジオグラフィック風ドキュメンタリーを放送して、
「いったい誰が、何のためにこの太陽の塔を? 謎は深まるばかりである」なんて
大げさなナレーションを英語でいってみたりしてもさ、(しつこい?)
「あ、あの人、太ってるのにあんな高いとこまで登っちゃって、
暑いのにすごいなー」
とか思うばかりでね。

メキシコシティのあちこちの広場で満月の夜に見た、
"マヤの踊り"集団のほうがよっぽど見ごたえがあったよ。
たき火を囲んで、老若男女かなり激しく踊りまくる姿に爆笑。

なーんて言ってると、
メキシコ遺跡ファンの皆様にピラミッドの上から蹴り落とされるかもしれないけど、
これって単に「好み」の問題か!
と、熱い石の上を歩きながら思ったのでした。

何もかも、
見るものすべてに感動して、ブログに
わー素晴らしい素晴らしい、マンセーだと書く必要なんかないのだと。
山崎まさよしの歌じゃないけど、
「トマトが好きだったり、セロリが好きだったり、あるよ~ね~♪」
という単純なことだから、ムリしなくてもいいのではないかと!
まー、大発見みたいにでかい声でいうまでもない、
あたり前のことか。

『 だけどあれ、「トマト」じゃなくて「キャベツ」だったっけ?』

熱い石の上を歩きながら(2回目)、
後半はコレ↑ ↑ばっか考えてたよ。

時に旅人は盲目になって、
みんなが行くからとか、ここ行ったからには......
とかって流されちゃうけど、
私みたいに年中旅してる人間は自分の好みってのをちゃんと把握して
ムダに金と時間を使わないようにしないともったいない!
【結論】 ①『メキシコのピラミッド、もういいや!』
② 『観光地化されすぎている遺跡にはあまりときめかない』

ただしすごいかっこいい人に目をキラキラ輝かせながら
ピラミッドの魅力を語られつつ連れて行ってもらったりしたら
一発で興味わくかもねー。(単純)

一方で、チアパス州の「サパティスタ」については
何人かのヨーロッパ友に
「状況はどうか?何だ、やっぱりキミはそんなことも知らないでチアパスにいるのか!」
ときかれて興味もったよ。
でも気になりつつ、もうユカタン半島きちゃった。手遅れじゃん!

何もしらないけど、旅は好きです。

チャオ♪

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