青いトンボ

2015年07月14日 12:19

モロッコのイミルシルという村にある湖のほとりで

青いトンボを見たよ。

夕方、

たくさんの青いトンボが飛んでいた。

ラマダン(断食月間)中、仕事もなく

この近くにある泉に水をくみにきているというモハメッド、25歳。

スペイン語がうまかった。

青いうさぎ、ってのりピーの歌あったよな。

そして村までの帰り道5キロ、

同じく水をくみにきていた親子のトラックに頼んで乗せてもらった。

チャリンコ小学生たちも、

「ボクのチャリに乗りなよー」とかいろいろ話しかけてきたけど、

この時、時刻は19:30。

断食明け(日没)で水が飲める19時45分まであと15分。

「いーよ、いーよ、みんな喉かわいてるでしょ?

早く家に帰らなきゃ、家族に水届けなきゃ!モスク行かなきゃ!?」


 

トラックの荷台に乗るのはいつも楽しい。

わーい!  

はしゃぐ42歳(おれ)、おいかけてくる小学生。

羊も断食してんのかな。してないか。

村に到着。ありがとー。

ラマダン中、

大人たちは朝から水一滴口にしていないから多くの人は

息がくさかった。(すごい発見!?)

それでも元気よく話しかけてくる人もいたし

面倒なことは夜にしてくれと拒否する人もいた。


あと2日ぐらいでラマダン、明けるんじゃないかな?

モロッコを出てもうスペインにいるわて。

青いトンボも

ラマダン中の日没前のバタバタ具合も

(とっとと店を閉めて何かひと口食べてモスクへ走りたい店主と、閉まる前に何か買いたい人たちのせめぎあい)

もう遠い異国に感じるわー。


マアッサラーム!