イノシシ氏

2016年03月30日 20:45

いいそびれましたが(聞かれてねー)

3/27にスペインに戻るチケット、捨てました。(涙)

まんぐー(群馬県)伊香保温泉の、とある旅館で

熱血バイト中だからです! 40日目。

 

今回の帰国、ジャパンで働こうと決めまして、

といってもTOKYOライター業復活となれば

まず昔のように東京に部屋を借りて

「ハイごぶさた、復活しまーす!」と方々に挨拶して。。。となるので

たったの3ヶ月では難しい、割にあわない。1年以上は居座る覚悟でないと。

そこで今回

多くのバックパッカーが帰国のたびにやっているという

『リゾートバイト』っつーのをやってみることにしたよ。

食事つき、寮つきの短期アルバイト。

家なしのわてには最適♪ 

スペイン、モロッコの宿での仕事を経験しまくった2015。

ひょっとしたらその経験を、

ジャパンの「RYOKAN(旅館)」でも生かせるのではないか。?

英語やスペイン語を生かして、

旅にかかわる仕事ができんやろーか。?

 

まだ行ったことのない見たことのない、ニッポンを見てみたい!

とゆーわけで43歳のオバハン(おれ)はただいま

初めての旅館業界にてド新人、

毎日あたふた奮闘中でして、(あたふた!)

9時から18時まで旅館のフロントに立ち、

「ゴユーショク、ゴチョーショク、ともにオヘヤでのゴヨーイになりまして……」

なーんて、いままでの人生で

使ったことのない種類の丁寧語(!)をかみまくりながら言い、

(外国語の需要ほぼなし)

旅館内の、窓なしに近い部屋で生活中。

友達はおらんぞ、がんばれおれ! 

まだ寒くて、夜は出歩くのが難しく

この40日間、ほとんど旅館内で暮らし、外部との接触なし。

だから休みの日は、曇ってても歩く。自然はすごいぞ群馬県! 

 

めざすは水沢山の頂上。

誰もいねーー!

宿を出て伊香保温泉街のシンボル「石段」を昇りつめ、

さらに山に入って「遊歩道」や「登山道」を歩くこと1時間以上。

そして、あともうひと息で頂上、ってとこで

この方と遭遇したんだよね。

イノシシ氏!!!!

 

一瞬、犬かと思ったけど違うことはすぐ分かった。

山道のわきにボテッと座ってて、

わてと目があった瞬間、のそっと立ち上がった。

ひゃーーー。

 

凍りついた私はもちろんイノシシ氏の横を通る自信なく、

静かに登頂をあきらめ、引き返すしかなかったよ。

 ↓ 赤矢印付近がイノシシ氏遭遇、登山断念ポイント

 (左の一番高いところがたぶん頂上)

この前は、熊にびびって、

いや、「熊出没注意」の看板にびびってあと少しで滝の見学を断念したけど

今日は山登りをイノシシ氏にじゃまされたーー。

いや、わてがイノシシ氏の縄張りをジャマしたんだよね、きっと。

で、ロープウェイ頂上駅に戻って

「あの、イノシシを見たんですけど。。」

と報告したら(外部との接触!)

「そーですかー。よく出るんですよこのへんはー。

近づいたらダメですよ。危ないからー」

だって。

あー、怖かった。

 

360℃のパノラマは次の楽しみにして

また明日からもがんばるか。

 

チャオ!